小規模倉庫を賢く活用するための7つのアイデア

倉庫には活用方法がたくさんある

倉庫といえば丸々一棟を思い描く人が多いですが、スペースを区分けすることにより小規模倉庫として利用できます。小規模倉庫という言葉だけでは単に物を保管する場所と考えがちですが、用途を変更するだけで様々な使い方が生まれるはずです。そこで、小規模倉庫を有効活用する7つの方法を紹介します。

作業場として活用

小規模倉庫の面積に厳密な定義はなく、保管するスペースという考え方を少しひねるだけで、作業場や資材置き場としての活用方法が生まれます。中でも職人や現場移動が多い一人親方にとっては、自社または自宅から毎日現場へ資材や機材を運ぶことは負担になりやすいです。

そこで、1ヶ月単位で借りられる小規模倉庫を中間資材置き場として活用すれば、1日に複数の現場を移動しなければならない場合であっても資材置き場へ寄るだけで済みます。そして、次の現場が離れた場所ならば別の小規模倉庫を借りて順次資材を移動することにより、必要な期間だけ一時的に便利に使える資材置き場という使い方が可能です。

また、現場で加工する必要がない製品に関しては、作業場として小規模倉庫を整備することにより完成品を現場へ持ち込み作業完了させることができます。職人や一人親方は複数の現場を掛け持ちすることが多く、時には遠方への出張を行うことも珍しくありません。現場の状況に合わせて小規模倉庫を借りて作業場や資材置き場として活用できれば、空き時間で別の営業を行える可能性があります。

ただし、小規模倉庫には持込可能な物品に制限がある場合や、作業場としての利用ができないこともあるので事前に利用条件をしっかり確認しておきましょう。

事務所として活用

大規模な倉庫の一部が事務所として使われていることがあるように、小規模倉庫であっても配線や内装が綺麗な倉庫を選べば事務所としての活用ができます。なぜなら、レンタルスペースとしての倉庫には物を出し入れするために管理者を置くことがあるので、小規模倉庫であっても事務所として使用している事業主がいるからです。

また、新規支店解説前の前乗りをするための事務所ならば、必要な期間だけ使える仮事務所として小規模倉庫は十分に役立ちます。ポイントとなるのは、事務所として小規模倉庫を利用するためには電気配線と通信回線の設置を行えることを事前に確認しておく必要があります。

そして、事務所として使用する場合にはOA機器だけでなくエアコンの設置も必要となり、業種によっては来客対応が必要となるはずです。このため、内装まで本格的なリノベーションが必要な小規模倉庫は費用が掛かりすぎるので、最初から内装工事が最小限に抑えられる綺麗な小規模倉庫のみ事務所としての利用を行えます。

一方、倉庫そのものを事務所兼作業場として使用する際には、配線可能な電気容量の確認を事前に行いましょう。なぜなら、作業場として使用する際に工作機械を使用する時には1レンタルスペースあたりで使用できる電気容量に制限がある場合が想定されるからです。

物置として活用

小規模倉庫を物置として活用する方法は、法人だけでなく個人でも広く行われています。中でも長期間海外赴任を行う場合には、日本国内に住居を借りているだけで家賃が勿体ないので、引き払ってしまう人が少なくありません。小規模倉庫は必要な容積を選んで借りることができるので、海外赴任期間中に必要な期間だけ家財道具を保管しておく物置としての活用も可能です。

小規模倉庫ならば契約期間を延長することもできるので、海外赴任が長引きそうな場合には事前に連絡を入れて契約期間延長を行えます。また、一定期間家具などの保管を行う使い方には、建て替えに伴う一時的な転居を行う場合も珍しくありません。持ち家を建て替える際には、一時的に賃貸物件へ移動することになりますが、必ずしも十分な広さの賃貸物件を借りられるとは限りません。

そこで、入り切らない家具などを建て替え期間中だけ小規模倉庫へまとめて入れておけば、新居へ引っ越しする際に運び込むだけで済むわけです。一方、小規模倉庫の中には0.5畳ほどの小さいタイプもあるので、冷暖房器具や季節家電を保管する場所として小規模倉庫を借りている人もいます。保管したい容積に合わせて自宅からの距離と利便性で契約する小規模倉庫を選べば、使い勝手の良い物置として活用できるはずです。

ガレージとして活用

作業場としての活用ができる小規模倉庫ならば、ガレージとしての活用も視野に入ります。休日にツーリングを楽しみたいと考えている人であっても、マンション住まいでは駐輪場へ安心してバイクを置いておけないことが珍しくありません。そして、バイク好きならば自分である程度メンテナンスをしたいと考えている人が多いからこそ、バイク保管場所は同時に整備場所としても活用したいはずです。

ガレージとして使える場所は、1階という前提条件があるので集合住宅に住んでいると別途バイク専用に1階へガレージが必要となります。そこで、バイク保管場所として小規模倉庫をガレージ利用するためには、工具類やパーツの置き場だけでなく水回りが整備されている必要があります。

なぜなら、バイクのメンテナンス時はオイル交換や各種パーツの洗浄と整備を行うので、必然的に汚れが発生するからです。水回りが整備されていれば、汚れを落としつつ心ゆくまで自分のバイクを磨き上げることができます。

中にはコンプレッサーを導入して各種パーツの加工から塗装まで行いたい人もいるでしょう。大切なバイクの保管場所兼作業場として使えるガレージ利用ができれば、普段はマンション住まいであっても趣味のバイクを満喫できる場所として使えます。

飲食店として活用

蔵をリノベーションした飲食店が雑誌で特集され人気店となっているように、かつては倉庫として使われていた場所であっても条件さえ整えば飲食店として小規模倉庫を活用できます。具体的には、以下のような要件が整っていることが必要ですが、条件を満たすところは多くあるはずです。

  • 厨房設備を入れられる水回りと給湯システムを導入可能
  • 用途地域が飲食店であっても可能な分類であること
  • 賃貸条件として飲食店営業の許可を得られる
  • 消火設備がしっかり整っている
  • 1階で道路に面している

客席に関しては持ち帰り専門店とすることもできるので必須ではありませんが、イートインスペースを設けられると客単価を上げやすいです。また、用途地域に関しては小規模倉庫がある場所として、第1種低層住居専用地域と工業専用地域には出店できないことになっています。

第2種低層住居専用地域ならば150平方メートル以下の店舗に限り飲食店としても活用できます。このため、飲食店として小規模倉庫を活用するためには、需要に関する市場調査だけでなく飲食店営業への転用可能な倉庫かどうかの下調べをしっかり行えば出店可能です。繁華街への出店では競合する飲食店が多く家賃も高いですが、小規模倉庫ならば賃料が安く競合店が少ない傾向にあります。

在庫商品などの保管として活用

小規模倉庫を利用する方法として在庫商品の保管目的で利用するケースは、季節商品を取り扱う業種で採用されています。アパレルショップの在庫は大規模倉庫で一元管理されていると思われがちですが、中小規模のアパレルショップでは店舗とは別に在庫商品を保管するために小規模倉庫利用がお得です。

なぜなら、売れ筋商品の在庫保管を店内のみで行うと、展示スペースを圧迫する原因となりかねないからです。店舗の家賃は繁華街やショッピングモールへ出店すればそれなりに高くなりますが、別途借りる小規模倉庫ならば店舗と比較して安い賃料で保管スペースを確保できます。

予め確保した商品を小規模倉庫へ保管しておけば、必要な時に必要な分だけ小規模倉庫から在庫を店舗へ担当者が持ち込めます。物流倉庫やメーカーから新たに取り寄せると、他店舗との兼ね合いで一時的に店頭在庫が切れてしまう事態があるので、販売機会を逃さない方法として小規模倉庫は活用できるわけです。

一方、シーズンごとに行うイベントの展示ブースや各種什器は、物が大きく保管スペースが必要となるので店舗裏倉庫に保管すると店頭在庫保管スペースを圧迫します。そこで、賃料が安く必要なスペースを契約期間だけ確保できる小規模倉庫へ保管しておけば、店頭在庫保管スペースに影響が出ません。大規模倉庫と店舗裏在庫置き場では賄えない在庫やスペース調整の役割を小規模倉庫は果たしてくれます。

レンタルスペースとして活用

リノベーションを行うことで小規模倉庫をギャラリーや貸しスタジオとして提供している所が少なくありません。小規模倉庫の中には鉄筋コンクリート構造でリノベーションをすることにより、各種展示会や貸しスタジオとして利用できる所があります。

小規模倉庫内の天井に各種照明機器を設置し、空調設備を用意するだけでギャラリーとして貸し出しているわけです。ギャラリーはこうでなければならないという決まりが無く、展示物に合わせて利用者が室内の雰囲気を見て独自に展示して使用します。

このため、小規模倉庫をギャラリーとして貸し出す側が必要以上に手を入れる必要が無く、最小限の設備を用意するだけで手軽に貸し出すために必要な期間だけ借りられて割安に感じられます。また、貸しスタジオとして小規模倉庫を貸し出す場合には、一定のコンセプトを設けて一度リノベーションすれば、繰り返し利用してくれる利用者がいることを見込んで、オーナーが綺麗に仕上げていることが珍しくありません。小規模倉庫を展示場や貸しスタジオといった自由に使える場所として一度リノベーションするだけで、利用者にとっては事前準備をさほど必要としない便利なレンタルスペースとして活用できるわけです。

また、レンタルスペースとして展示会や貸しスタジオ利用として小規模倉庫を活用する場合には、短いレンタル期間から利用できるようにすることで1日あたりのレンタル料金が細かく設定されています。展示会を開くならば開催期間が数ヶ月に渡ることは少なく、準備期間も含めて数週間だけ借りれば十分といった用途であっても小規模倉庫なら向いている場所を探すだけです。最小限の手間で準備期間を短縮できるならば、イベントや展示会の内容に合わせて自由に小規模倉庫を選べるメリットは大きいでしょう。

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